ピーマン村

2005年11月9日
目が覚めた・・・・・
屋敷の中は朝から騒がしく皆落ち着きがない。
「よっ!おきたか後10分ほどで出るぞ。準備しておけ。」
トーマスにそういわれてあわてて部屋に準備しに戻ったが、実際なにを準備していいのかわからなかった。

そして出発した。
おおきなキャンプカーに全員が乗り込んで走り出した。運転手はメーマイだ。
まっすぐな道なのにたまに左右に大きく揺れることがあった。

そして一向は口数も少なくピーマン村についた。
村はしーんと静まり返っていた。緑色の建物が点々と立ち並びピーマン畑は踏み荒らされていた。
「いいか・・・・作戦はトマト化した村の人たちをあつめてジクン・トウのナスナスビームとメーマイがつくったナスナスビーム増幅器を使っていっきに村の人を正気に戻す。」
麒麟が言う。
「YES!BOSS!」

皆がそう答えたとき近くの家の裏から一人の年寄りの男がでてきた。
「と、トマトはすきかぇ〜?」
麦藁帽子をかぶり手には草苅鎌が怪しく光っている。
そしてその隣から老人の妻と思われる老婆がふらりと出てきた。
「ヒッヒッヒ!トマトはいらんかえ?」
てにあふれるほどのトマトを持っている
よく見ると老婆の足元には若い男性が倒れていた。顔はトマトがつぶれた後らしく真っ赤で、口の中はトマトでいっぱい鼻の穴もトマトでふさがれていた。目をかっと見開いている。
男は死んでいた。
これをみてオスカルがはっと息を呑む。
それを聴いたのか老婆はこういう。
「ああ・・・・コレは家の息子でして、トマトが嫌いだって言うもんでこうしてやりました・・・・・ひぇっひぇっひぇ!」

「ひどい・・・・・」
アンジェラがつぶやく。
「あんたたちはもちろんトマトがすきじゃろう?」
老人が満面の笑みを浮かべて聞いてくる。
ジクン・トウは背に寒気がぞぞぉー走るのを感じた。
「おじいさん。ほかの村人達はどこにいます?」
麒麟がきいた。
「なーにをいっておる?お前さんたちの後ろにいる出ないか。」
全員がぎくりと後ろを向いた。
そこにはざっと50人の大人や子供が立っていた。
全員顔と目が真っ赤だ。
「ジクン・トウ用意はいいか?」
麒麟が小声でそう話した。
「はい。」
「よし。やれ!」
ナスナスッ!ビィ〜〜〜〜ム!
しかし何もおこらず、ジクン・トウの声だけがむなしく響いた。
みんながどうしたんだ?という顔でこちらを向く。
「くそっ!」
麒麟はそう悪態をつくと懐から爆薬を取り出して村人達に投げた
ドゴーン!
ぎゃああああああ!村人達の悲鳴が聞こえる。
「みんな!きをつけろ!こうなった以上やつらは俺達を殺しにかかってくるぞ!」

そうきいてメーマイは回転式マシンガンを取り出した。
ダララララララララララララ!
チュンチュンッ!

アヒャヒャヒャヒャアヒャヒャヒャヒャ!
メーマイは叫んだ。
「ぎゃあああああああああ!」
村人は次々に倒れていく。
「あっはっはっはっは!市ね!視ね〜!虫ケラどもが!」

離れたところにいたトマト化した村人達がジクン・トウにおそいかかってきた。
ここでジクン・トウは激しい嫌悪感に包まれる。
トマトなんか・・・・・トマトなんかしんじゃえばいいんだ!

「トマトなんかぁあああ!トマトなんかあああああああ!」
ジクン・トウは叫んだ。
ん〜!ナスビーム!
矢のような紫の閃光がはしり村人の心臓を貫いた。
「ちきしょう!ベジータは、もうしゃべるだけで精一杯だったってのに!」
村人がわめいた。
胸を打たれた村人は平常の人に戻り眠っていた。
ジクン・トウは叫んだ
「ナスビームナスビームナスビーム!」
それを見計らって麒麟が増幅器にナスビームを反射させた。
そこからナスビームはもやは光線ではなくフラッシュと化した。
紫色の光に包まれた後は村人達はみな眠っていた。

「でかしたぞ!」
麒麟はそういった。
「残念だかほかの村人達はああするほかなかった。あのままだと確実に俺達はやられていた。だから俺やメーマイを人殺しだとおもわないでくれ。」

その後ジクン・トウたちは村人から手厚く御礼を受けた。
そのなかの村の長がいった。
「これは代代この村に伝わる伝説の剣モロコシソードですじゃ。どうかあなた様に受け取ってもらいたいのです。」

「ジクン・トウお前に似合うぜ!」
ジムがそういったのでジクン・トウがもらうことになった。

その剣は持つところは場所は金色のトウモロコシのようになっていて先から金の糸が馬の尻尾のように出ている。刃は緑色で細長く柄と刃の間に葉が二つ出ていた。鞘はエメラルド色で何かの紋章と宝石が埋め込まれていた。

村のあとの帰り道はもう大合唱をしていた。
ナスナス最高♪ナス最高♪トーマトなんてクソ食らえ!

屋敷にかえってみんなぐっすりと眠った。
翌朝食堂へ行くとなにやら騒がしかった。
「どうしたの?」
「宅配便が着たのさ。こんなところに宅配便なんて今まで一度もなかったんだ。何がはいってるのかな?」
アンジェラがワクワクしながら箱を開けると。
なんとトマトがはいっていた。
うげぇ〜
その場にいた全員が悪態をついた。
「誰だこんなものを送ってくる奴は!?」
「ゲ・キリーンに違いない!」

よくみるとトマトはもぞもぞと動いていた。
おいジクン・トウこいつにナスビームうってみろよ。
「うん。ナスビーム!」
ビビビビビッ!

「プハァ!」
という声を出しながら男が出てきた。
「たすかったぁ〜。危ういところをありがとうございました。もう少しで完全なトマトになるところでした。私の名前はラン・ブゥです。ヨロシクおねがいします!くそ!あの憎きゲ・キリーンめよくも俺鼻毛的なトマトなんかにしてくれたな!」

全員口をあんぐりあけていた。
「あっ!あなたたちはゲ・キリーンにはむかうレジスタンスの皆さんですね。私はゲ・キリーンに復讐を誓いました。奴の情報なら何なりと。」

「そいつはいい。」
麒麟が行った。しかしその直後。
ボワッっと宙に炎が燃えたかと思ったらそこからキノコ頭のケバケバしい女が出てきた。
「オーホッホッホッホ!私はゲ・キリーン様の最愛に妻にして、最強の主格。マイカード・マッシューですわ!」
女は続けた。

「そこの身障!」
ラン・ブゥはビクッとみをすくめた。
「ゲ・キリーン様を侮辱した上情報まで流そうとするとはなんてやつ死を持って償いなさい!」

「キノココアタック!」
そういうとマッシューの口から胞子がたくさん飛ばされそれがラン・ブゥにかかりラン・ブゥに変化が起こった。

苦しそうにもがいたと思ったらラン・ブゥの鼻、口、目、耳からキノコが生えてきた。
数秒後ラン・ブゥがいたところにはさまざまなキノコが生えていた。

「それではみなさんごめんあそばせ!」
ボッ!
マッシューは再び炎と共に消えた。
麒麟の顔が怒りと嫌悪の表情でゆがんでいた
「あれがボスがこの世でもっとも憎んでる女マイカード・マッシューさ。理由は知らないけど。ボスはあの女をかなり憎んでる。ゲ・キリーンよりもだ。」
ジムがとなりから小さな声で教えてくれた。

















以上。今日も荒作です。パパット仕上げました。

今日はなんと昨日だったかな?クラスで最も嫌われているS・Iがキレました。給食のとき大食管を取りに言ったとき。女子と10秒ほど口論の末女子の頭をパーで殴りました。
キット彼もストレ…

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